シャークフィンとも呼ばれる形のアンテナです。HARADAではこの形のアンテナをLPA(Low Profile Antenna)と呼んでいます。
この形状のアンテナが市場に登場した当時は、ラジオ機能ではなく、移動体通信やGPSなどの用途に使われていました。しかし、2010年にラジオ機能を持つフィンタイプのアンテナが登場し、以来、多くの車両に搭載され始めています。
従来のポールタイプのように黒い棒状のアンテナではなく、車体のデザインと一体となったデザイン性の高いアンテナとして開発されました。ポール部分が取り外せるポールタイプと異なり、車体に全体が固定されているため盗難防止にもなり、さらに低背であるため天井の低い車庫にアンテナがぶつかるという問題の対策にもなります。
現在では技術的進歩により、ラジオ以外のメディアを搭載した複合型などが次々と市場に登場しています。
特徴
- 車のデザインを重視し、車体カラーに合わせることが可能
- 当社独自の特許技術により、良好なラジオ受信性能を確保
- ポールタイプアンテナに比べ、風切り音が発生しづらい
- カバーは二重構造の設計が可能(ディーラーでカバー装着可能)
- レーザー溶着でネジを使うことなく接着し低背化と軽量化を実現(ネジを使用した仕様設定も可能)
- 樹脂アンテナベースを採用し、性能向上と軽量化を実現
- 複数のメディアを組み合わせる複合も可能
- 下記のように車両に合わせて様々な大きさ、形の開発が可能